不協和音
序盤で音楽と共にスクリーンがずっと真っ暗なので、故障とか思っちゃうけど、これも演出の一部。
その後は、幸せそうな家族がピクニックをしているシーンから始まる。ドイツ語を話している様子。徐々にナチスの家族であることが分かります。
そして、内容がアウシュヴィッツの司令官であるルドルフ・ヘスと、アウシュヴィッツ収容所に隣接して住んでいる彼の妻ヘドウィグを中心としたものであることが明らかになる。
収容所にいるユダヤ人は映らないが、収容所の様子や音声は画面の端に映ったり微かに聞こえたりする。
夫が妻の香水を褒めている裏で多くの人が殺されていると思うと、おかしくなりそう…
A24の非常に実験的な映画。
かなり議論されそうな内容だと思う。
ある意味、関心を持たれるのはタイトルの意図するところでもあるのかな…笑