この映画は関心のベクトルを指し示す稀有な作品だ!
1945年、ドイツ・アウシュビッツ。
ユダヤ人強制収容所の隣に住む所長・ルドルフは、家族とともに幸せに暮らしていた。収容所とルドルフ邸を隔てている…
元々観たいと思っていたが、会社の映画好き間でも話題だったため、映画館に走った(U-NEXTのクーポン、本当にありがとう)。
端的に言うと、非常に実験的な映画だった。
さすがA24、尖っている。
…
隣の音はもっと聴こえるか聴こえないかくらいの感じで響かせる演出をしているのかと思っていたがずっとはっきり聞こえていてそこが意外だった。ちょっとはっきり聴こえ過ぎている気もした。そのせいで主人公とシ…
>>続きを読む「このダイアどこにあったと思う?歯磨き粉の中よ」
「彼らはとても賢いわ」
「だから何個もの歯磨き粉を開けたの」
真っ暗で不気味な音楽が流れる長い長い冒頭が終わり、鳥のさえずりと川のせせらぎが聞こ…
見終わった直後は、???何だこれ???な感じだったので帰宅中にずーっと考えていた。何かが起きている気配、音や匂い、煙、水の流れ。過激な画はないけれども、苛烈であったことの結果だけはバーンとスクリーン…
>>続きを読む凄まじい映画だったなと。
オッペンハイマーの音響効果は非常に良かったと思うので、これを抑えてアカデミー録音賞取ったのはどういうことだ!?ということで視聴。
なるほど、これは録音賞だなと…。
表の幸…
林檎をあげる人になりたいと思う。
お母さんや赤子のように、この「楽園」に耐えられない人物であるだけではダメだと。
しかし自分はヘス側の人間なんじゃないかと思う映画であった。
この映画を見終わっても、…
事前にあらすじも何も読んでいない友人と行ったところ、銃声も悲鳴も聞こえず、アウシュビッツの隣に住んでいる平和な家族の話だと思ってたみたいで衝撃。タイトルそのまますぎる。関心を持たないと何も見えないし…
>>続きを読む知識が深まれば面白くなるかもしれない。
不穏な大きい音や、もやがかかったような何もはっきりと映していない画面が続いた。
最後急に現在の状況を映したのはどういう理由だったんだろう、規模の大きさを見せる…
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