Breminger

映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐のBremingerのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初は懐疑的な目で見ていたギーツも気づけば終盤、練られた展開に個性豊かなライダーたち、毎週楽しみに見ています。

ギーツの中身が4つの世界に分裂してしまい、それぞれの世界で4人のギーツが生きているというパラレルワールドになってしまった中、未来の世界から現代世界を狙う2人の配信者が…と言う感じの物語です。

もろRRR味を感じる肩車からの突撃がまさか仮面ライダーで見れるとは思ってもいませんでした。パロディだろうと全力でやる姿勢が堪らなかったです。

ガッチャード初お披露目は敵から助ける際にパッと映るものだったので、サクッと紹介を済ませてバイビー!な感じはとても良かったと思います(リバイスが結構長くて疲れた覚えがあったので)。
カードをベルトに差し込んで錬金術を駆使して戦うスタイル、従来のライダーの要素+αな感じがしてとても楽しみです。これはまたグッズがたくさん出てきちゃうやつですねワクワク。

Xギーツの飄々とした感じを長田さんは最高に演じきっていたなと思いました。TVシリーズ通してのラスボスでも良いんじゃないかと思えるレベルの悪役ですが、トリッキーさも持ち合わせているので、その点でもかなり好きなキャラでした。

最終的に巨大化した理由はイマイチよく分かりませんでしたが、派手にぶっ飛ばせるようにデカくなったのかなと思いました。

劇場版としてしっかりまとまっていましたし、本編とのバランスが考えられたコメディ寄りの作品だったので気楽に楽しめました。近年のライダーは生身のアクションも挿入してくれるので、その面でも見応えがあったのでここ最近のライダー映画の中では一番好きでした。ガッチャードもこの勢いにのって面白くなってくれ!
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