YasujiOshiba

ゆとりですがなにか インターナショナルのYasujiOshibaのレビュー・感想・評価

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新宿ピカデリー。23-153。由美さんとデート。クドカンの脚本ってこと以外予備知識なし。

映画のあと、まわりを見回して、なるほどインターナショナル。お食事に行っても異国の言葉が聞こえてきて、なるほどインターナショナル。たしかにそうだよなと思いながら、こちとらポスト団塊のしらけ世代だけど、そうか、娘たちの世代がずばり「ゆとり」。

上からは、ことあるごとに「ゆとりかよ」と言われ、下の世代からの突き上げを受けながら、彼女たちは密かにインターナショナルを志向しているのかもしれない。いや、インターナショナルなんてもう古い。むしろチャンポンだよね。そっちのほうがよくわかる。

韓国語と中国語と英語とタイ語とスペイン語にわずかにイタリア語。それから LGBT+Q もなんもかも、ぜんぶまとめてごちゃまぜにして、ネットに流してワイワイガヤガヤ。

そういうのがいいよね。ナショナルとかインターナショナルとか、領域国民国家なんてぶっとばして、ごたまぜちゃんぽん、そっちへ向かうべきよね。
YasujiOshiba

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