きゃら

ゆとりですがなにか インターナショナルのきゃらのレビュー・感想・評価

3.4
ドラマは観ずに鑑賞。

あらすじを読んで楽しみにしていたのですが、期待していた程ではありませんでした。
以下、少し辛口です。このシリーズのファンの方、ごめんなさい。

メインストーリーが無いようなホームドラマ的なドタバタコメディで、世界観が自分の好みではありませんでした。
台詞や行動などは面白くはあったのですが、狙っている感がありすぎて、そこまで笑えなかったです。
ほとんどの登場人物が面白い人で、そこにもリアリティを感じず、くどく感じてしまいました。
恐妻家夫婦や外国人などがステレオタイプでありふれた表現に思えました。

笑いは好みもあると思いますが、笑いってやっぱり凄く難しいんだなと思いました。
脚本の無いお笑いのテレビ番組などで、その場でひと言やふた事でこちらを爆笑させてくれるお笑い芸人さんってやっぱり凄い才能をお持ちなんだなと再認識しました。
そんな事を考えながらこの映画を観てました。

役者さんは皆さん素晴らしくそこは良かったです。
安藤サクラさんの演技はもちろんの事、特に松坂桃李さんの演技は自然で面白く、木南晴夏さんもとても上手く惹きつけられました。

自分はあまりテレビドラマは観ないのですが今後テレビドラマの劇場版に関しては、どんな世界観か予習をしてから観るか決めないといけないですね。
きゃら

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