このレビューはネタバレを含みます
たしか蓮實さんがギョーム・ブラックの女っ気なしのことを、いつ終わるかわからないシークエンスの連続(すごく絶賛している)だと批評していたのだが、本作もまさにそれに通ずるものがあった。というかこの映画の…
>>続きを読むしばらく余韻の中でうっとりしていた、、
最初はタジキスタンの映画なんて全く知らなかったし興味もなかった
私は世界中の素晴らしい作品のすべてを知らないまま見ないまま死んでいくんだな
それはあまりにもく…
これがフドイナザーロフのベストかな?戦時下というシリアスな世界で芽生える小さな笑いの数々に眼福。
空中に浮かぶゴンドラ内だけは不可侵領域として機能している映画。ゴンドラ内でのビール強奪シーンもいいが…
街並み見てるだけで楽しい。ロープウェイのラブシーンでロープウェイが動きだすときの天井カメラはよかった。
あとビール盗んでロープウェイで楽しく飲んでボボじいさん大喜びとか。
そして、背景にはずっと…
フドイナザーロフ監督、1993年の作品。
タジキスタン内戦下でのラブストーリー。「コシュ・バ・コシュ」とは、賭博で使う言葉で「勝ち負けなし」の意味だそうだ。
奥多摩湖にある廃墟になったロー…
このレビューはネタバレを含みます
内戦中の街。膠着した状況のなかで、ロープウェイも同じところをずっとぐるぐる、ぐるぐると移動し続ける。
この物語は、反復の物語。だけど、その反復から逃れようとする物語でもある。
博打をやめることが…