1950s以降、なぜロックンロールを背負う者たちは演奏しながら時にシャウトし、時にステージ上を暴れまくり、客席と共に踊り倒し、顔もメイクしたり煌びやかな衣装を着たりしてリビドーを歌い続けるのか？
正にその答えはタイトル通り全て(Everyrhing)の源はLittle Richardという男の中にある。
そんな事を気づかせてくれる全体の構成がとてもドラマティックなドキュメンタリーである。
本作はLittle Richardを源にBeatles、stonesやPrinceやD.Bowieらが派生されたという主張だったが、となると現在の音楽界隈ではもはやネタが出尽くされたのではないかとも思ったり。
今後の音楽界、彼を超えるようなネオ・カリスマの到来を願ってやまない。
