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愛にイナズマのShoのレビュー・感想・評価

愛にイナズマ(2023年製作の映画)
4.0
はしご作品2作目はこちら。

期待していた作品だったので、ザ・キラー同様今作もほ前情報いれずに鑑賞。

社会の理不尽さに反撃を誓う主人公の話であり、笑って泣ける家族の話であり。

石井裕也監督の人徳なのか、まずはキャストが豪華。
松岡茉優 窪田正孝 佐藤浩市 池松壮亮 若葉竜也 仲野太賀 MEGUMI 三浦貴大 などなど。
豪華キャスト渋滞のため、チョイ役の方も多いですが、BARのマスター芹澤輿人が大好き(後述します)。
同じ画には映らないですが、中野英雄 太賀親子共演に「お!」となりました。

CHAPTERが7つにわかれており、
前半は花子(松岡茉優)と正夫(窪田正孝)が出会うまでと花子のストレスたちの話が中心
後半は10年振りに再会した家族の話が中心
です。

前半の腹立つこと腹立つこと、、、
いるんでしょうね、こういうクソ業界人。
MEGUMIと三浦貴大の発言 行動に殴りたくなること請け合いです笑
あんなことがあった後のMEGUMI、、、
2人とも憎たらしい役がよく似合う(`言´)

前半の唯一の癒しは花子と正夫のBARでのシーン。
キュンキュンしますし、ニヤニヤしますし、爆笑します。
マスター、芹澤さんがとにかく最高。
アレは多分同じことします🥂
松岡茉優が吹き出した水🚰貰えないかな(通報)。

後半は家族再会。
家族の前だとめちゃくちゃ口が悪い花子。
とにかく仲が悪い3人笑
なぜかついてきている正夫(お前は誰なんだよ?)笑
見どころ多数名シーン多数です。
再会シーン
幼なじみの料理屋シーン
ハグのシーン
その後のシーン

何回か不意に泣かされました。
泣かせにきて見事に泣かされる映画も好きですが、不意に泣かされる作品も好きです。

主要キャスト皆さんナイスアクトでしたが、個人的には正夫演じる窪田正孝が特に良かったです。
最近観た作品だと、
「春に散る」では天才ボクサー
「ある男」では事故死してしまうじつは別人だった良き夫。
今作では、空気の読めない純粋で一途な男。
この存在が折村一家にとっても効いています。

その後の花子の反撃がどういう顛末になるのか、歯を食いしばりながら続きが見たいです。

総評
鑑賞後、きっと家族や大切な人たちにハグをしたくなる、そんな作品でした。
とりあえず今日妻と娘に試してみて反応確認します。
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