久しぶりにアツい生き方を浴びた。
日々の単調さと心の起伏のなさが当たり前になっていたけど、この家族みたいに嘘のない、自分の感情に正直な生き方もいいよな。そういう部分も忘れずにいたい。
前半はヒゲ野郎と女優のせいでめっちゃヘイトが溜まる。後半は後半で携帯店員と社長にイライラする。
ヒゲ野郎のごとく「そんなやついないよ」って思うヤツがけっこう出てくるが、いるんだろうな。
へんなキャラたちのおかげで松岡茉優のいろんな演技が楽しめて良かった。最高の教師の松岡茉優に物足りなさしか感じていなかったので、ヘコヘコしたり言いたいことを我慢したり、思っきり口悪くなったり、松岡茉優の演技詰め放題パックみたいで最高。
牛の肉が流れてくるところが人々の知らない所で命を落とした人間に見えて、命の軽視って確かにそうだよな…と腑に落ちたのと、檻の中のライオンのたとえが良かった。