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愛にイナズマのayutakaのネタバレレビュー・内容・結末

愛にイナズマ(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

最後に知った、石井裕也監督作(笑)。
そりゃ、面白いはずよね。

個人的に、
石井裕也、𠮷田恵輔、藤井直人
の3人。
白石和彌、白石晃士
の2人。
のは、ほぼ観るようにしている。

当日は眠かったし、140分もあったが
最後まで不眠鑑賞。
芸達者のバトルロワイヤルなので
いちいち楽しめる。
あの親子?よく考えれば二世俳優だけど
名優だな。。とか。
なんとなく観ていると、
家族登場の後半から更に面白くなる。

前半の苛つく「理由がなきゃ」
がしつこかった答えのような、
ヒロインの
母親が居ない理由
父親からの電話に出ない理由
父親が電話した理由
が、全て回収される。

佐藤浩市演ずる父親、
その側で心配してくれる益岡徹演ずる先輩の話に稲妻を受け、涙してしまう。

その後、
悪い連中を許せない家族の
やり取りが可笑しく、同時に
同じ価値観を持つ家族の絆が
差し込まれる。

韓流映画とはまた異なる
満足感がある、ある意味、
日本映画らしさなのだろう。

最後、お気に入りの
エレファントカシマシの曲で
締められて、
しっぽまでアンコな作品。
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