ゆう

愛にイナズマのゆうのレビュー・感想・評価

愛にイナズマ(2023年製作の映画)
3.4
キャスト最高過ぎか、めちゃくちゃ好きなやつだろと思って観に行ったらそこまで好きではないかも…ってなったやつ。

モチーフがどうも既視感があって長いかなあと感じてしまった。発言全てブーメランの鬱陶しい上司や先輩、コロナ関連のあれこれ、カメラを向けたら本音が出る、欠損家族がドタバタの中で欠落を克服していく、まとめてしまうと良くないけど、とても豪華なキャストでどうもまとまりのないストーリーをやってる感じ。

冒頭の飛び込みの早くやれよのシーンは、むしろめちゃくちゃリアリティがあったよね。MEGUMIと三浦貴大、いい演技だけど長いんだ、しかも特にその後のストーリーに繋がる訳でもないしな…。フラストレーションが溜まった。

窪田正孝はなんでそんな冴えない一般男性っぽい喋り方ができるんですか。天才?池松壮亮はめちゃくちゃ棒かと思ってたらそれも含め演技っぽかった。普段から秘書として自分を殺しているとああいう喋り方になってしまうんだろうか。若葉竜也は弟。最高。益岡徹が良かったなあ。渋い。

マスク縮み過ぎ窪田正孝の顔のサイズでそうなるのやばいやろ、窪田正孝に惚れた松岡茉優の顔えろ過ぎるな、高良健吾と仲野太賀と趣里の使い方豪華過ぎないか、3兄妹+窪田正孝の掛け合い面白過ぎる、などそれぞれのシーンはとてもよかったけどね。

主題がもやんとしてた感じ。というよりキャスト豪華過ぎてつまみ食いし過ぎた結果薄れた感じかな。ちょい残念。
ゆう

ゆう