sammy

愛にイナズマのsammyのネタバレレビュー・内容・結末

愛にイナズマ(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

公開最終日 なんとか間に合ったー。

なんの前情報もなく観に行って
タイトルから察するに恋愛もの?とか思ってて
前半 世の理不尽に物申す的なやつかと思ったら
中盤どこに連れてかれるのって感じになり
後半まさかの家族愛だった。

映画制作費 バーの協力金 長男の車の金額 海鮮屋の娘の慰謝料 半グレたちの詐欺儲け話
ぜーんぶ1500万円 なんでだろう?

同時期に公開された同監督の「月」との共通点を考えてみた。
「みんな嘘ばっかり。本当のことが知りたい。」
というのは石井監督のテーマなのかなー。
そういやキリスト教ってのも共通していたな。

劇映画っぼくてそうじゃなく
メタっぽくてそうじゃなく
ドキュメンタリー風っぽくてそうじゃない不思議な作品。

窪田正孝の素人臭いどん臭い演技はピカイチ 
出演者の中で1番すごかった が肝心のマサオの存在が最後までイマイチよくわかんなかったなー。
あと落合(仲野太賀)の存在も。

松岡茉優の怒りキャラ好きだなー
若葉竜也この人やっぱ気になるわー。
佐藤浩一のお父さんはちょっとカッコよすぎかな。
例えば寺島進とかだったらどうなってたかなーとか思った。

テーマが前半と後半で一致していないせいか後半がなんだか長く感じた。

エンドロール前黒画面に白文字ででかくタイトル、宮本浩次の歌が流れる…
エンディングが「宮本から君へ」と全く同じで笑った。

最後に
ビルゲニア助監督あいつだけは許せねー!
sammy

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