どうやら私の好きな池松くんが出演してるらしい、って事ぐらいの知識で鑑賞。
次々とスクリーンに現れる豪華な俳優陣に驚きつつも、これは真剣に食らいつかねばならん話だ…と刮目する。鑑賞後は大量にカロリー消費した気分になった。ふぅ、見応えあったわー。
この映画で度々多用される「1500万」。
その捉え方が人によって様々だったり、あり得ない事が本当にあり得る事だったり、リアルを求めた結果が逆に嘘くさいと思われる事だったり、何が正解で何が不正解なのか、でもこの映画もそもそもフィクションだよな～とか…お気楽に観ようと思ってたのに、色々考えながら観てしまう。
結果、リアルに素人を演じている俳優さんって本当にすごいなーって言うのが唯一私が確信した事だ。(←色々考えてコレ。笑)
石井監督、演出上手いなー。皮肉と笑いが絶妙。そして安定の佐藤浩市さんが最後はキレイにまとめてくださる。
ラスト近くの停電のシーンがとても好き。
ロウソク持った浩市さんの笑顔に、何故か私もやっと救われた気がしたんだよね。
