【観る度にダブルミーニングがトリプルミーニングになるような不思議なスルメ映画】
予告編は観てなかったけどポスターだけで大期待でずっとずっと観たかった作品。
【1回目】前半と後半違う人が撮ったでしょ！ぐらい違って面食らう。前半は坂元裕二っぽい台詞回しで松岡茉優が松たか子に見えてくる。打って変わって後半はダメ押しアベンジャーズのような布陣投入でいつ爆発してもおかしくないぐらい何度も沸々とはするものの不発が続く。一昔前の邦画を思い出すような音楽と主題歌のテンションのチグハグ感も私を悩ませる。
良いシーンは確かにポツポツあったけど最後の最後、着地時に足が折れたように感じエンドロールを迎えた。
…なんでだーー何か見逃したんじゃないか自分…と納得いかないまま46分あるメイキングも観た。見応えたっぷり！え？石井組ってもしや毎回このメイキングあるのかな？だとしたら全部観たいよー、ぐらいのボリューム。
撮影合間、佐藤浩市との会話が絶妙に噛み合ってない松岡茉優の「こんなに皆の事が大好きな現場はほとんど初めてです」「なんか…大きな声出したり意地悪な人、居ないんですよスタッフさんで」が印象的。そして勝手に『ヘルドッグス』に思いを馳せた笑
…やっぱり納得いかなくて
【2回目】や〜、やっぱバーでの3人のシーンが好き過ぎる。全編の中でも飛び抜けて赤い照明下の松岡茉優に目を奪われた。
と言いつつ私的MVPはバーのマスター、芹澤興人！
芹澤興人に初めて興味を持った『百円の恋』を超えるぐらいの芹澤興人が見れて幸せ。
2回目最後まで観てなぜかそのまま またメイキングも観終わってしまって(やばい)更にバーのシーンだけもう1回おかわりした。
あと1か所大好きなシーンはコメント欄にて。
2024/05/01レンタルDVD(評3.4)
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