愛にイナズマのしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

個人的な好みな作品でした。やっぱこれくらい無茶苦茶なんだけど、家族愛描かれている作品が好きですね。もっと早く見ればよかったなぁーと思いました。でもちょっと長いのと、無茶苦茶なので好き嫌いは分かれそうな作品だなと思いました。
松岡茉優と佐藤浩市がやっぱ素晴らしく良かったです。佐藤浩市がいることによって、ちょっと安心感があってちょっとコミカルで面白かったです。松岡茉優のちょっとズレてて頑固で、美大生にいそうなサブカル系な感じがとても適役で良かったです。とても可愛がられていた妹なんだろうなぁと思いました。彼女だけが何も知らなかった家族の真実。でも知らなくていいこと、知らない方が良かったこと…。知ってしまってから、それからも良くなって最後に終わっていったのも、とても良かったです。だから、家族なんだろうなって。赤の他人だったら壊れてしまうのに、家族だったら、なんだかんだ繋がり合うんですよね…嫌でもね。
コロナ禍がリアルに描かれていて、今時の作品だなぁって思いました。アベノマスクしている人はちょっとキモくて近寄り難い人だなって思っていたんですけど、窪田正孝がまさにそんな感じの雰囲気の人役でぴったりでした。(笑)血で染まる布マスク面白過ぎました。コロナ禍でも変わらない業界人達…彼らは少し遅すぎる考えだなと思いつつ、それがリアルだなぁと思いました。（わたしはコロナで世界の常識が突如変わってしまったと、松岡茉優寄りで感じています。）リアリティもありつつな作品でした。
個人的お気に入りです。勝手に震えてろが好きな人は好きだと思います。是非。