動物が買い物にやってくる百貨店のコンシェルジュの話。
ムービーウォッチメンの課題映画になったので、何の予備知識もなく、アニメーションということすら知らずに鑑賞。
鑑賞後に原作コミックも少し読んでみた。
アニメーションとしての質、アクションの見せ方、原作の独特の質感のあるタッチも上手く活かされているし、カラフルな配色も綺麗。おそらく原作ファンの方々には高評価なのではないかと思う。
短い尺に綺麗に収まってるのも良い。
しかし個人的には、何なのこの世界？という根本的かつヤボな疑問が払拭できず。
この百貨店の外側の世界があることは確かなようだけど、なぜこんな世界が成立しているのか？サービスを提供するのは人間だけだが、オーナーは動物というのはなぜ？経済はどうなってるの？肉食動物にもビーガンフード食わせるの？せめて魚を食わせてくれ！
それらのツッコミがヤボなものであることは重々承知してますが、ファンタジーと割り切るには寓話性が低い設定で、そこがユニークでもあると思うけど、個人的にはイマイチ乗れませんでした。
