にっきい

北極百貨店のコンシェルジュさんのにっきいのレビュー・感想・評価

3.2
先輩コンシェルジュの森さんはみさえとそっくりな顔。

ふわっとした独特の絵柄と、もふもふ動物がいっぱい出て来る予告で気になってたアニメ。

新米コンシェルジュ秋乃はまだ試用期間って話し。
ストーリーとしてはよくあるドジっ子が頑張って成長していくものなんですが、とにかく世界観が独特。
舞台となる北極百貨店はスタッフは多分全員人間(オーナーは◯◯◯◯◯◯◯だけど)なんだけど、客が全員擬人化した動物。
基本全員二足歩行で服も着てる。
勿論全員日本語喋る。
まあそれだけなら少し前に公開された『バッドガイズ』だって人間と動物が混在した世界だから珍しく無いかもだけど、今作では既に絶滅して存在しない動物まで出て来る。
そう言う絶滅した動物をV.I.A.と呼んで百貨店は特に大事にしてましたが、なんで絶滅した動物が出て来てるのかは説明なし。
劇中でもセリフで◯年に絶滅したとか言ってるのに。
日本では"お客様は神様"って考えが浸透してて、このコンシェルジュはそれの際たるもの。
絶対「出来ません」、「分かりません」を言うなと教育されてました。
海外では客も店員も対等の立場なのに。
絵柄はふわっとしてるけど、絶滅した動物たちの事や、あまりにも客に対して遜った態度をとった為に、客がクレーマーになったりと、ちょっと重めの内容でした。
冒頭、ある少女が百貨店内を走り回ってコンシェルジュに助けられるシーンがあるので、その少女が育ってコンシェルジュになったのかと思ってたら、ラストに少女を助けたのが主人公の方だと分かります。
って事は助けられる少女は何者?




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年10月22日
鑑賞回:14:35〜15:55
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター⑪ J-16
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:70分
備考:リピーター割引
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