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インシディアス 赤い扉のクリームのレビュー・感想・評価

インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)
3.6
シリーズを観て来たモノにとっては面白かった。怖さはまずまず、展開が良かったと思います。何より、このシリーズちゃんと繋がってるのが嬉しい。ダルトン役のタイ·シンプキンス君が、そのまま続投で、イケメンになってます。本作は、ファン以外やこの作品スタートの人にはツマラナイかも知れない。

事件から10年、当時の記憶を封印していた父ジョシュと長男ダルトンは、時と共に断片的な記憶が蘇りつつあった。 大学で美術を専攻したダルトンは、授業で自分の潜在的な意識に集中し、赤い扉の絵を描く。 その扉が意味するモノが分からず悩むダルトンだが、ルームメイトのクリスの協力で、少しずつ真実に迫ります。ジョシュも日々、霧がかかった様な頭の中に苦しめられていました。



ネタバレ ↓



ジョシュとルネは離婚し、子供達はルネが引き取っています。お婆ちゃんのロレインの葬式から始まります。
大学生になったダルトンは再び幽体離脱するようになり、悪霊に狙われます。
ジョシュはMRIの撮影中に悪霊を思い出しパニックになります。それから、少しずつ奇妙な現象が起き、幽霊に襲われますが、それは一度も会った事のない実の父だった。 そして、ルネに話を聞きに行きます。仕方なくルネは10年前の悪魔との戦い、そして催眠術でジョシュとダルトンの記憶を消した事を話します。
ダルトンは自分の絵にいる人物がジョシュで、ハンマーを振り上げていると気付き、10年前の戦いを2人は思い出します。それぞれ自宅と大学の寮で、彼方の世界に入ります。ダルトンは、第2章で悪魔に取り憑かれたジョシュが地下に避難した妻子に襲いかかっているシーンに出ます。ジョシュを止めたのは、大人になったダルトンだった。2人は、記憶を思い出した事で、再び赤い扉を復活させてしまった。しかし、力を合わせて扉の封印を試みます。ジョシュが扉を抑えダルトンを現実世界に返し、現実世界でダルトンが黒い絵の具で扉を塗り潰し、封印完了。ジョシュの前に安心した顔の父が現れる。彼も幽体離脱が出来、遺伝だと判明した。

この一家の物語として、楽しめます。ファン以外は、良く解んないと思う。サービスで、リン·シェイ等、少しだけ出してくれるのは嬉しい。ガッツリ、ファンサービス作品と言った所。私は楽しめまたけど、ホラーとしては、至って普通の仕上がり。
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