ウッチャンこと内村光良が出身地の熊本県人吉市を舞台に自らメガホンを取った作品ということで興味があった。
個人的には来月に人吉に行くしね。
人吉市も被害にあった熊本地震から、7年？それよりも豪雨被害の方が記憶にあるのだが、遠方の地とはいえ、とにかく災害が多いという印象がある。
だからこそ、人吉市が誇るスターが復興をテーマに1本作ったってわけだ。
そういう観点でも観てこその復興支援とも思ったのだが、上映時間が1時間というのが気になったのだけど…
案の定、ショートフィルムっぽい簡潔な作品だった。
地元にこだわってる感じは強く伝わってきた。
あの高校生たちも素人さんじゃないだろうか？
だから、素のリアルな感じもあったが、それ以上に素人臭いマイナス面が気になったかなぁ。
結局は高校生のありがちなラブストーリーだったってことだよね？
ダンス部なんだから、もっとスポ根、もっとアオハルを期待したのに、尺の短さも手伝ってか、あまりキラキラしていない。
簡素な行政が作る市のPR動画のようだった。
肝心のダンスも、それなりなんだけど、たまに「イッテQ！」で観るようなレベル。
ウッチャンパワーでキャストがすごい豪華と思いきや、そうでもなかった。
ちょいちょい友情出演っぽいのがあるくらい。ムロツヨシは、おぉ～！と思ったが。
震災？豪雨災害？の当時のリアルな映像が使われている。
これはちょっと想像を超えていた。こんなにもだったかとショックを受けた。
そういうのが知れたことが価値の作品かも。
