25周年のリバイバル上映をやっていることを知り、ふと見に行ってしまいました。
小さい頃一度だけ見たことがある程度で、古い作品をいくら高画質にしたってなぁ(笑)みたいな感覚で視聴してしまいました。
そしてなぜこの作品がここまでの評価を得ているのかを理解できた気がしました。
階級格差の象徴のような客室の等級やその乗客、イギリス人とアメリカ人の行動の違い、そしてなによりレオナルド・ディカプリオの映画になってしまうところが素晴らしかったです。
船が沈んでいく中、ラウンジで避難するように言われている英国紳士が落ち着いた様子でウェイターにお酒を持ってくるように言ったシーンがとても印象深く残っています。
多分自分は全力でボートに乗りに行くので無理だな、と。憧れのような生への執着より潔さというかなんというか一種の騎士道のようなものを感じてしまった。(笑)
人の最期の姿が多種多様に描かれていてとても心を打たれてしまい、古い作品(笑)みたいな心持ちで視聴開始した自分を殴ってやりたい気持ちになりました。
そしてなにより90年代のレオナルド・ディカプリオのビジュアル的無敵具合はもうなんとも形容し難い…