初めて観たけどすごかった
僕は歴史的事実としてタイタニック号の事件を知ってはいたし、ナショナルジオグラフィックの特集を読んで事件そのものに関心はあったけど、それをデカプリオのラブロマンスのだしに使ってる本作に全く興味を覚えなかった。けど、食わず嫌いだったなぁと思うぐらいの衝撃があった。
まあ確かに途中で何してんねんと思うラブシーンがちょいちょい挟まれるのはあったが、タイタニック号事件のほぼほぼドキュメンタリーで、実際乗ってた2200名にも各々のドラマがあったことがわかる描写に胸を締め付けられた。避けようの無い悲劇に直面したとき本当にいろんな人の考え方があるんだなぁと思った。
アメリカ映画お得意のご都合主義のハッピーエンドじゃないところも僕好みで、運命は残酷なんだけどちゃんと最後に救いを残してくれる実質ハッピーエンドがとても良かった。(鬼滅の刃も同じ理由で好きだ)ローズは生涯ジャックのことを自分の胸にだけ秘めて生きてきたが、自分の中でタイタニック号事件に終止符を打つために再びジャックに会いに来て今度こそ無事添い遂げることができたんだね。
奇しくもタイタン号の事件直後で不思議ないわくを感じるが、今回ちゃんと観ることができて良かったと思う。