Anna

タイタニックのAnnaのレビュー・感想・評価

タイタニック(1997年製作の映画)
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名作すぎて観てなかったシリーズ

なんといってもレオ様の存在感が半端ない。吸い込まれるような瞳…いや、もう存在に吸い込まれてしまうんじゃ無いかってくらい美しくてかっこよくて可愛さもある。
当時23歳ですか…地球上にこれまで存在した23歳の中で一番美しい瞬間は沈みゆくジャック=レオナルド・ディカプリオじゃないか?と声を大にして叫びたい。
同じくローズも、シーンの変化と共に変わっていく美しさが光っていた。最初は箱入り娘にしては大人びてるな〜と思っていたけれど、後半部分の怯えと強さが入り混じったシーンもまたあの瞬間のケイト・ウィンスレットしか出来なかったのかもなと思ったり。

どのくらいの尺だったか全く覚えていないくらいのめり込んでいたんだけど、事実パートでは、乗客たちの生死を映した場面が特に印象的。最後まで演奏を続けた音楽家たち、自分の傲慢さに反省して船と運命を共にしようとした船長や設計者もいれば、見知らぬ少女を自分の子だとまで言い張ってボートに乗る金持ち男、知らぬ顔で女性に紛れ込む所有会社の社長がいたり…各々の死生観が深く刺さる時間だった。

どこをどう取っても「超名作」であり、いつまでも残るべき作品の1つ!
Anna

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