昔から大好きな映画でしたが、ついこないだ見返してこの映画に出会い直しました。
私は、この映画はラブストーリーかと思っていました。でも、違ったんですね、この映画はパニック映画なんだと。ラブストーリーなんだけど、この映画のベースはパニック映画で、タイタニック沈没という事実から目を逸らしてはいけないと思いました。美しいジャックとローズのラブロマンスがなければ、こんな人間の傲慢さが産んだ悲しすぎる悲劇を映画として成り立たせられなかったのではと勝手に思っています。
タイタニック号は、金持ちが金持ちのために作った船で、絶対沈まない船と豪語し、イギリスからアメリカへ旅立ったわけですが、わずか航海の4日目に氷山にぶつかり、その2時間30分後に完全に沈んでしまったのです。救命ボートは、見栄えが悪いという事で、乗客の半分も乗せられない、船のベテラン船長は、事前に氷山があると他の船から注意があったのにもかかわらず、全力疾走でアメリカを目指してしまった。避難訓練も事前に行う予定でしたが船長の個人的な理由から中止したそうです。
船の中の乗客ら一等から三等に分けられ、避難も三等乗客者に告げられるのがとても遅かった。
その結果死亡者約1500人という悲しい歴史になってしまった。
この事実は映画にも忠実に描かれていて、二度と繰り返してはいけないからこそ、ジャックは死なないといけなかった。納得です。
事実を基にした映画は、しっかりその背景を知ろうとこのタイタニックの映画を観てから思わされました。
でもでも、ジャックとローズのラブストーリーは本当ーに大好きです。2人で下のダンスパーティーで踊るシーン、ケイトの絵を描くシーン、今が大切！とみんなと食事するシーン。
大人になった今の方がときめきを感じます。
また、個人的にレオナルドディカプリオの美しさに感激し、レオナルドディカプリオ主演の映画をこれから観ます＾＾
