TEIMAIL

タイタニックのTEIMAILのレビュー・感想・評価

タイタニック(1997年製作の映画)
5.0
タイタニック(1997年公開作品)
※視聴回数 1回

有名だけど機会がなくてなんとなく見てなかった映画。「お決まりのポーズ決めながら船が最後沈んでくだけの映画でしょ」って俺も思ってた。そんなものではない。勿論船が沈んでくまでの過程を2時間半以上に渡り見ていく作品なんだけども、ただそれを伝えたいだけの映画じゃない。そもそも大多数の人がオチを分かった状態で見ているのに、これだけ評価されるってのは名作の証拠。

主人公はレオナルド・ディカプリオが演じているが、この作品には色々な人の物語が詰まってる。乗船している船が沈むと突然分かったら、自分ならどんな反応をするか。どうするべきなのか。状況として生き残るのは絶望的だが、その上で自分のために生きるのか他人に対してできることをするのか。死に直面にした時こそ、本当の人間性が出る。

中でも1番格好良いのは音楽隊の人たち。彼らは死を覚悟した上で最後まで自分たちの生業を全うした。映像も20年以上前の作品ではないような感覚に陥る。CGの使い方も古さを感じさせず、船が沈むまでの過程が細かく綺麗に描かれてる。そして、この作品のディカプリオは余りにも格好良すぎる
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