アン子

アラベスクのアン子のレビュー・感想・評価

アラベスク(1966年製作の映画)
5.0
【冴えない大学教授がなんと国の首相に頼まれて、大冒険や美女に出会う話】

私も大学教授になって美女とお近づきになりたい笑

美しい悪女は何度も主人公を騙してくる。敵なのか味方なのか終盤までわからないのがよかった。主人公を騙していたのがバレた時に、「ごめんねぇ」って泣き落とすんじゃなくて、さらっと騙した理由を話してまた信用させるというタイプだった
どっちつかずの態度っていうより木の葉みたいにひらひら敵味方を変えている態度で、この翻弄のさせ方がたまらんかった、、

悪女役のソフィアローレンの服が可愛い。ディオールがデザインしたらしい。
潜入中なのに郵便ポストみたいに真っ赤だったり、逃走中もぴちぴちのミニドレスだったり

悪のボスと悪女の関係が付き合ってるのか付き合ってないのか最後までわかんなくて、悪女の存在も**までわかんなくて珍しかった。
お互いの素性がわかったまま、にこにこ裏を隠したり脅したりして関わっている感じだったのかな。普通の監督なら関係性の答えを示したくならんかな?
悪のボスなのに悪女の家に居候?しているって言われていて、大量に貢ぐヒモなの??って思った。その答えは今でもわからんくて分からせない演出がおもろい

悪のボスは足フェチ
たしかにソフィアローレンの足えろかった……。細くて筋肉質でやわこそう。汗をかいた酸味のあるにおいしそう笑笑

冴えない大学教授なのに命の危機にひょいと生き残れたり、当たり前に乗馬できたり。この映画の中の教授のレベルは高い
アン子

アン子