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ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)のgucciのレビュー・感想・評価

3.8
80年代、三鷹にあった名画座では大概、三本立てだった。スピルバーグとかフランス映画とか。お得感もありよく行ったのだが、フランス映画もよく観た。難しい映画に挑戦か?カッコつけか?否!エッチなシーンが多いからwと、中坊らしい理由で見始め、なんとなく影響される様になった。特に衝撃だったのは難しいテーマでもない社会問題を扱った「彼女について私が知っている二、三の事柄」。その後、80年代の終わりから90年代頭、努めて新作をスクリーンで観たが、そんなに印象に残っていない。が、今日、ゴダールの人生をほぼ時系列に学んだ折、ほとんど描かれなかった晩年の下で思い出した。何となく今、過去作を見たくなる作品。
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