理解に苦しむ、だけど観たくなるゴダールの作品に対するハードルを少しだけ下げてくれたかもしれないドキュメンタリーでした。
彼の口から発せられる言葉たちの矛盾とか、インタビュアーに対するユーモアに溢れた皮肉っぽい返しとか、彼をみているとそりゃ作品も難しくなるわと思いました笑
彼は映画について
「物語を語らない、みせるんだ」
というようなことを言っていました。
だから話の筋を頑張って理解しようとする方が無駄な作業なのかもしれないなぁと。
繊細で内向的で天邪鬼。みんなから嫌われたり愛されたり忙しいゴダールが少し好きになりました。