シネフィルmonk

ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

3.8
ジャン・リュック・ゴダールの没後1年を記念した追悼ドキュメント。ヌーヴェル・ヴァーグの旗手として映画界に颯爽と登場。映画界の革命児、伝説と持ち上げられる反面、共産思想にかぶれて難解な作品、気難しそうな外見、色々と取り沙汰される彼の映画人生をかつての出演者、スタッフらへのインタビュー、知られざる彼の素顔など未見の映像等で構成する作品、最近公開されたばかりでさっそく観に行ってきた。


人に対して常にシャイ、逆にジャンプカット映像やハンディカメラらを駆使した斬新な映像革命、映画を文学と同じ地位に高める意識改革。ブツブツ独り言をし、哲学者のような難しい表現、何かと面倒くさいゴダールの人物像があるが、憎まれながらも世界中の映画ファンから愛されたゴダールの素顔に迫る愛のいっぱい詰まったドキュメントでした。パンフレットは保存版です。ゴダールに興味のある方なら一見の価値ありますよ~
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