ラピュタん

ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)のラピュタんのレビュー・感想・評価

3.8
いつも独りでいた  👓

開いたままの傷口  
二人でいても無口

少年時代の写真や記憶のない過去
孤独な少年時代とその後も続いた
その孤独が、彼の映画を生み出す

オープニングの印象的な曲は
Seul le cinéma by Thomas Dappelo

ゴダールは、二度死んでいたのか

最初は勘当後の母親の死によって
実母の葬儀にも出られなかった…

そして2度目は
のちに知ることになる家系の秘密
(?)によって
WWll前に親ドイツ派だった両親のことを、彼は後から知ることなったという…

フランス系スイス人である彼は処女作である「勝手にしやがれ」によって時代の寵児となってしまうのだが、
それが映像作家としての彼の苦悩の始まりだったのではないだろうか?

知的でニヒル🦢
ジュード・ロウに似る🦆
変貌を恐れず、挑戦し続けた👓
台本は薄く、物語を作れない天才💡

以上がこのドキュメンタリーの要旨(のつもりです…赤い時代の第2章は最前列で寝てしまった💧ゴメンナサイ)

ドキュメンタリーとしては…
うーん🧐、ゴダール初心者🔰である自分には難しかったな💦
老女優達のキュートさは良かった💜


もっと作品の映像を見たかったな
でもゴダールの映像はたっぷりと
……笑顔😊が素敵な人だったよう
少し庵野監督にも似ていたと思う

    🪽🎞️🪽


安楽死を認める祖国で彼は
自分の最後の日をも定めた

3 December 1930 –
13 September 2022 享年91
ラピュタん

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