このレビューはネタバレを含みます
久しぶりにディズニーチャンネルオリジナルムービー見てこれは当たりだった。
やっぱり時代が変わると少しずつ恋愛ストーリーも変わっていくんだなあって。LGBTQとかフェミニズムとか色んな人種の役者が混ざっていたし、目標に全力疾走しすぎて楽しむことをしない青春を捨てた主人公と、今を楽しみながら生きて人気者だけど親との問題もあって将来が煮え切らない主人公の二人の交わりがすごくdeepな内容だと思った。今までのハイスクールティーンものの映画は、サエない女の子がプロムキングと恋に落ちる。みたいなありきたりな内容しかなかったけど、二人はお互いにいいように刺激しあって成長しててめちゃめちゃdeepなメッセージ込められてると思った。高校が絶頂期で卒業後は冴えない人は沢山いるからマンディみたいに高校時代だけを見てるんじゃなくて先の将来を見据えている大人の考え方と視点がすごく私は好きだった。今大人な私が見てスンと落ちてくる内容だった。非現実的すぎないところが。プロムを一緒に行かない感じも今までのテンプレを踏まない感じ。でも少し寂しかったけど、エンディング最高。80年台の映画の雰囲気があった。最後の巻き返し。超私のタイプ。男女の友情を描きながら、でもお互いある程度の距離感って大事だしそれが大人になることだとも思う。彼女がいるのにいつまでも親友優先にはできないからね。マイロの演技とペイトンの演技すごく良かった。グレアム役のブレイクのチャーミングで憎めない感じ。プロムポーズ可愛すぎだね。出てくる主人公たちが一人一人個性があってすごくいい子達だったから、ドロドロしてなくてそれもすごく見応えがあったポイント。久しぶりに当たった感じ。ハイスクールティーン物はやはりディズニーがいつも進化系を創り出してくれる。安心のディズニーチャンネルですね。ありがとう
