このレビューはネタバレを含みます
観た。
設定は知っていたので、どういう展開をしていくのか、楽しみに観始めた。
思っていたより早く本題に入るんだけど、最初の方の編集のテンポが合わなかったな。勿論、これから重ねていくので狙いとしてだろうけど。
ドア開けてから入ってくる、人や車は見切れてる所からフレームイン、切り返しも多い。導入なので少しもたつく気がして、もったいない。
展開し始めてからは、2人別の魅力が出てきて面白い。若葉竜也、伊勢谷友介の友情かのようなほっこりやり取りはニヤついてしまう。撃つよー、はいよー。
被害者支援システム、というのは理解しやすいし。最終日に緊張し、手を繋いで欲しいと言う伊勢谷。そのバーチャルからの解放。
彼女は謎のままで良いのかな。彼女を変に謎めく人にする意味はあったのかな。ここは若干消化不良。
オチの、大丈夫です!も微妙。
音楽は全体的にちょいとダサいかもな…
この手の企画ってどうしても、ちょっと豪華な「世にも奇妙な物語」と言われがちだけど、世にも〜と映画の違いはどこで出せるんだろう。そんな事を見終わって考えた。
画や色味は世界観にあっていて好き。
劇場、空いていた。もっと多くの人に観て欲しい。
荒木伸二、脚本・監督