雄樹

ティン&ティナ -双子の祈り-の雄樹のレビュー・感想・評価

3.9
【神は本当に存在するのか?】

ここ近年はオリオル・パウロ監督が筆頭にスペイン・スリラーが凄く話題に中で本作を鑑賞しましたが、
おそらく本作はFilmarksを初めてから一二を争うぐらいとんでもない作品に出会った様な感覚になった本当に凄まじい作品です。
本作の雰囲気と設定は『エスター』と『オーメン』の組み合わせた様なですが当時のスペインの実際の政治状況を表した設定や神の存在について強く描かれていました。
それにスリラーして普通に怖いですが意外とブラックジョークも凄く効いているので笑ってしまう所も有り、更に終盤の恐ろしい伏線回収と演出には本当にビビました‼️
あと本作はイライラするシーンがかなり多くて長く聖書やキリストについて見ているコッチが気持ち悪いなるぐらい描かれているうえに、
考察しないといけない終わり方をしているので凄く人を選ぶ作品ですが僕は意外と好きな作品でした。
雄樹

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