監督が昔、撮った長江と流域で暮らす人々。10年後、大河・長江は、そして彼等はどうなったのかを追うドキュメンタリー。
長江を遡上しながら、その源流を目指す旅は、スペクタクルな風景と共に再会の喜びに溢れる、とても気持ちの良い映画です。
長江の貨物船の船長との再会、
重慶の棒棒(バンバン)という73歳の荷役との新たな出逢い、
雲南省イ族の少女との再会、
女系文化のモソ族の女性との再会、
雲南省の桃源郷チベット族の少女との再会、
最後にぬかるみに嵌まった車を救出してくれるチベット高原の遊牧民、
みな素朴で良い人たちばかり!
だから、鑑賞後、心地よさが残ります。
知らない中国文化の奥深さを垣間見せてもらい、中国の辺境を旅してみたくなりました。