今まで見た映画の中で最も衝撃をうけたかもしれない
1枚1枚の絵がすげぇんすよ
全部美しい
その上で登場人物、特に礼子さんの複雑すぎる感情を余すことなく表現しているというか
特に中盤の礼子さんが大…
メロドラマと同時に世代間闘争でもある。
「いつ戦死するか分からない男とよく結婚したもんだねえ、義姉さん」
「分からないでしょうね、あの頃の私たちがどんな気持ちで毎日毎日生きてたか。
そんなこと、歴史…
遂に初めて観た成瀬作品がこれで良かったと心底思う。
小売店とスーパーの問題(この時代から同じ問題があったんですね)と好意、秘めた思いのそれぞれのラインとその絡み方ととにかくドラマが上手くて観入ってし…
■息を呑むほどの高峯秀子さんの表情、仕草、視線。
1964年から現在に至るまで、(この映画で)全てのラブロマンスを蹴散らし続ける名女優さんの鳥肌演技です。
…評価が割れるとしたらラストシーンでし…
成瀬巳喜男監督作
酒屋の長男に嫁いだものの、夫が戦死し未亡人になった礼子(高峰秀子)が、店を切り盛りしている。亡夫の弟:幸司(加山雄三)は密かに礼子に想いを寄せる。
未亡人として貞淑な生活を送り…
終わり方が衝撃的かつ唐突すぎて唖然とした…なんかもう…ええ…だった
前半30分は伊丹十三のスーパーの女にも似た何かを見せられ、主題がつかみきれず眠たかったが、途中からはあっという間だった
「めし…
車窓っていいな、って時々心からそうおもう 4人席をふたりじめして、みかんと雑誌を携え、向かい合いながらどこか望郷へすらすら移動していくってのはロマンスの限り 行き先が不安定であるほど甘美である 流れ…
>>続きを読む大切な人を大切にしたい。その人をちゃんとみて、その人に寄り添うような愛情を持ちたい。思い遣りを持ちたい。その人が何を求めていて、何を大切にしているか。私は何を求めていて、何を大切にしているか、そうい…
>>続きを読むヤバい、とんでもなく傑作。
高峰秀子の特大熱演…。
ラストに礼子が駆け出した所でメインテーマが流れた時、「この映画は日本の『道』だよ!」と強く思った。
テーマは一人間としての自己と一人の女とし…