個人商店からスーパーマーケットへ。
という時代の流れの過渡期にあった当時の価値観はとても興味深くて、
その部分の追体験としての価値が高い映画。
「スーパーの女」の第0章。
それ以外はやっぱり、
現代とはいろいろな価値観が違いすぎるし、
幸司はお前しゃんとせえや、って思うし、
共感できない部分しかなくてずっとイライラする。
当時の日本映画って、
家ありき、
みたいな感覚が現代と合わないのかな。
現代と合わないのかぼくと合わないのかは不明。
仕事は仕事でしょうに、
他家に嫁いだらお役御免。とかさぁ。
仕事できるなら仕事させりゃええやん。
とか。
立場がどう、とか。
言いたいけど言えない、とか。
まあでも、
義姉義弟は立場気にするのはわからないでもない。
でもやっぱ、
だからって離れるってのは逃げやぞ。
とことん真っ直ぐ向き合わんかい!!
逃げるとね、
そこには悲劇しか待ってないんですよ。
そうなんですよ。