成瀬巳喜男の代表作。
戦争により未亡人となった兄嫁と無軌道な義弟との濃厚な人間ドラマが描かれる。
魅力的な歳上の人物を演じる高峰秀子の演技は説得力があるし、若き加山雄三も格好良い。
「亡くなった…
昔の映画で少し見るのに勇気が必要だったけど、全然そんなことなくて見やすいしのめり込んで見れた。
なんだろうな。。白黒の映像と人間や家族模様が凄い懐かしい感じというか、昔の日本を感じれた。小学生くら…
かつて銀座並木座で見たときは衝撃のあまり劇場を出てから、駅に向かわず裏路地をあてもなく歩き続けた。あの表情に「完」で放り出すとは、個人的には映画史上最も印象的なラストシーン。
今回の再見では電話で呼…
面白すぎて、ところどころ声出た。
「18年間、犠牲にしてきた」「姉さんは赤の他人」
加山雄三と、実の姉たち、母の三者が高峰秀子に同じ気持ちを抱いているが、その意味合いは三者三様。
加山雄三が麻雀から…
溝口健二とは、また違った女性映画。
溝口健二の写し方例えるなら、近松物語から出すなら男ありきの女の弱さ、男がいなければどう生きていくこともできない女の儚さや弱さを踏まえた女の美しさを描き出す。
成瀬…
終盤の銀山温泉とても懐かしいです。
加山雄三が当時大人気だった理由がなんとなく分かる。
成瀬巳喜男の作品はまだ2本目だが、
緊張と緩和の緩急が上手くて掌で転がされてしまう。全体の味付けが美味すぎる。…
名画や…
普段見ないモノクロだからか、古い時代だからか、見ていて心地よかったし胸に刺さった。
60年で、人の心も街並みもだいぶ変わったなあと思ったけど、60年前でも「今は昔とは違う」って台詞が何回か…
えっここで終わるの???
突然の展開とまさかの終わりを受け止めきれず、ウソやん!?と呆然としたまま終わった。
いやでもまだ死んだと確定してないし!
死んでなかったら今度こそは心のままに彼とともに…
戦争未亡人礼子が切り盛りする亡夫の酒屋で義弟幸司は礼子に惚れているけどどうにもならないお話。幸司がなかなかのクチャラー。唐突な浦辺粂子が楽しい。
舞台は清水だと終盤に明言されますが、もう少し早く知…