駒田蒸留所へようこその矢野竜子のレビュー・感想・評価

かなりニッチなネタながら
91分で非常によくまとまっている手堅い快作。
脚本の教科書に載っても良いんでないか。
それぐらい上手いと思った。
味を表現するのは実写でも難しい訳で、
大体がシズル表現に終始するわけだが、
それをアニメでなおかつドラマで
表現しようとするのが面白い。
また、東京駅で右往左往して
タクシー並ぶ描写とか
カバンから慌てて名刺を取り出す描写とか
いちいち上手くて細部が充実している。