ひゃく

駒田蒸留所へようこそのひゃくのレビュー・感想・評価

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)
4.2
ウィスキーはハイボールでたまに飲んだり, 熟成が必要という程度のことしか知らなかったが, 作中で新人記者が取材を通して学んでいく形式のため, 観ていてついていけなくなることはなかった.

グルメ作品的に究極の味を追い求める, といった展開でもないため, お酒に馴染みがなくても楽しめるのではないだろうか. そして社会人の端くれとして, 仕事に対する気持ちのありよう, 考え方には感じ入るものがあった. 自分も強くやりたいこと, やらなければならないことがあるタイプではなかったので...

派手さはないが, 音楽も絵も演技も質感が高く, 温かいストーリーが染みた. そして無性にウィスキーが飲みたくなった.
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