スーパーマーケットの進出によって昔ながらの個人商店は閉店、立ち退きを余儀なくされてる。そんななか、未亡人役の高峰秀子さんは戦後、一人でお店を再建して、きもりしてきた。義母と弟を養いながらなんとか店を…
>>続きを読むこの映画を優れたものにしてるのはラストの高峰秀子の表情じゃなくて、1時間経過後からラストまでの空間構成の巧みさ。
高峰秀子も素晴らしいけど、その一挙手一投足ばかりに目を向けさせられてる時点でもう成…
エドワード・ヤンも指摘したように、おおかたの映画では、ラストでヒロインの高峰秀子をメロドラマチックに処理して、感情を弄ぶチャンスとする。ここで普通、監督は独自性を発揮し、作品に署名する。しかし、成瀬…
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