[] 90点
大傑作。初成瀬巳喜男。戦中戦後に掛けて焼けた店を元通りにした未亡人とその義弟の物語。日本家屋ってなんて映画向きなんだろう。障子を閉めて空間や距離を狭めたり、部屋ごとに陰影を出すのだっ…
25だもんなあ。あとちょっと押せば姉さん落ちたのに。まだ「言い訳」が足りなかったんだよ、あとちょっとの言い訳が。女が恋をするには言い訳が必要なことがあるんだよ、わかんないかなあ。
会社辞めてまで姉さ…
ラストの衝撃すごすぎ…
あと10分ってところまできても、最後どうなるのかわからずハラハラ…
そしてまさかまさかあんな終わりかただなんて…
悲しすぎるよ…
高峰秀子の最後の表情が目に焼き付いてる。これ…
今まで見た映画の中で最も衝撃をうけたかもしれない
1枚1枚の絵がすげぇんすよ
全部美しい
その上で登場人物、特に礼子さんの複雑すぎる感情を余すことなく表現しているというか
特に中盤の礼子さんが大…
メロドラマと同時に世代間闘争でもある。
「いつ戦死するか分からない男とよく結婚したもんだねえ、義姉さん」
「分からないでしょうね、あの頃の私たちがどんな気持ちで毎日毎日生きてたか。
そんなこと、歴史…
嫁ぐとはどういうことか。結婚して半年足らずで戦死した夫の実家に18年間居続け、焼けた店を立て直すところまでやり遂げた礼子の根性よ。そこまで尽くしても"赤の他人"扱いされる残酷さ…昭和の価値観が色濃く…
>>続きを読む遂に初めて観た成瀬作品がこれで良かったと心底思う。
小売店とスーパーの問題(この時代から同じ問題があったんですね)と好意、秘めた思いのそれぞれのラインとその絡み方ととにかくドラマが上手くて観入ってし…
久しぶりの再見。加山雄三つながりで「乱れる」と「乱れ雲」の内容が混在していた。スーパーの進出により小売店が窮地に追いやられる。大店法などのない時代ゆえドラマでも自殺者が出ていたが小売店主は地獄の思い…
>>続きを読む■息を呑むほどの高峯秀子さんの表情、仕草、視線。
1964年から現在に至るまで、(この映画で)全てのラブロマンスを蹴散らし続ける名女優さんの鳥肌演技です。
…評価が割れるとしたらラストシーンでし…