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Barf Bunny(原題)のizuのレビュー・感想・評価

Barf Bunny(原題)(2021年製作の映画)
4.0
ゲロゲロエメト映画祭があれば確実に上映されてる。

今年の良くないもの、良くなかったことをを全部吐き出そう!ということでゲロゲロうさちゃんで有名なエメトフィリア大歓喜オンリーゲロ映画。(多分というかほぼ確実に全てガチ)

画面真ん中に写る女性が40分中35分ぶどう、いちご、にんぢんを咀嚼し吐いてるだけ。残り5分で「何してんねん」言われてぬっち殺されて死体の生首で遊ばれるというだけのストーリーもゲロもないような内容ですが、これはもう超次元級の汚物。

いやまぁね?ゲロ耐性が圧倒的ならばただ「ゲロ吐いてるな~」くらいにしかならないでしょうがゲロ耐性高い人なんか滅多にいないでしょうし、そんな珍しい人はわざわざこんな映画を探して観ようとしない。

40分中35分ゲロと咀嚼という異例の最悪映画(映画?)ですが女性の食べ方がとにかく汚い。クチャラーかつ常に口は少し開いてて、果汁とかがよく飛び出してる。食べ物もわざと汚く食べてるし、何故かボロボロ落とすしなんなら潰すしで「食べ物を粗末にするな!」と多方面から怒られそう。
こんなことしてるのに終始ニッコニコでやってるからヘイトがもう...

個人的に、ゲロに関しては吐くだけなら良いんですが吐いた後のブツには全く興味はなく、元々果物が入っていた容器にゲボリを貯めまくるのは最低でしたね。しかもそれをニッコニコで見せてくる。ドロドロで...えっと....ヴォエ!

最後に謎のうさぎさん(中身は『ブラッディ・ピエロ 100人連続斬り裂かない』監督、マーカス・コッチらしい)が登場し女性にキレてぷっ殺し、首を落とし、頭蓋骨ごと頭切って脳みそを取り出すわけなんですがゴアはかなり良質。

落とされた女性の生首だけありえないくらい微妙なクオリティで笑えますし、脳みそを取り出してそのからっぽの頭にゲボリを注ぐのは既視感しかなくて最高。
こんなシーンに既視感があるとかろくな映画観てないんだなと改めて実感しました。

まぁエメトフィリアの方々からしたら大歓喜中の大歓喜くらいの作品かもしれませんが、一般の人間が観ると「何見てんだ...私は」ってなると思いますし何より年末にこんなの観るのはやめましょう。

視聴 2023年12月31日
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