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四月になれば彼女はのkoheiのネタバレレビュー・内容・結末

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

映像は綺麗。音楽も良いそっちにふれすぎて肝心のストーリーが…
都会に住む男女の恋愛模様を期待していたのも、途中でトンデモ展開になることで、やはり、というか変な意味で期待通りでした苦笑

途中から脳内で編集作業が始まり、多分色々と共感できる場所を詰め込み過ぎたように思いました。

単純に男女のすれ違いを軸にしてそれを時系列の軸で回収する、ありふれた展開の方が腹落ちするかな、と。

ヒロインが病になるのも定型、綺麗な景色も定型、同棲が破綻するのも定型、あとになって意味がわかるのも定型、結局色々ありすぎて、何料理なんかい!って感じ。

これだけ、恋愛や結婚に踏み込めない人、離婚した人が多い現代なんだから都会の30代の女性あたりをターゲットにして、過去の恋愛や結婚の失敗を想起させるような作りにして、失敗をしたからこそ踏み出せないような気持ちに寄り添いつつ、その上で過去を清算するような感じにできれば、なんてタラレバで考えてたら、エンディングの藤井風の歌が聞こえてきました。

長澤まさみとは結婚したいですね。
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