HeYaH

四月になれば彼女はのHeYaHのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.8
愛を無くさない方法は手に入れないこと
なるほどね一理ある、手に入っちゃうとサボっちゃうから、
付き合ってた人より付き合えなかった人の方が心に留まってるもんね

安心してるとこから抜け出さないでいる藤代

追いかけないと、寄り添わないと

結婚式を葬式に例えた弥生の気持ちに気づくこともなく、割れたワイングラスが2人の思い出だったことも忘れていた藤代。
動物の豆知識が話せるほど弥生に寄り添えるようになった姿は、まさに藤代自身、喪失から再生していた。春とあの高台へ撮影しに行った朝日は、ラストでは夕陽の光として弥生に柔らかく注がれていたのも印象的だった。


弥生(3月)、春(4月)、名前の妙


藤井風の満ちてゆくは波がよく描写されていたので波と心のダブルミーニングかな? 満潮とかね
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