いや〜。
川村◯気、とりあえずお前船降りろよ…………。
私は『百花』も観てるからな。
オーイシ◯サヨシ風のルックたち、ほんと嫌いやねんな。
まぁこのあと14時代から『恋わずらいのエリー』なので耐えられますが。リセットや。
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冒頭の結婚式場の下見シーンで、佐藤健も長澤まさみもこんなに演技下手だったっけ?と感じたが、佐藤健と長澤まさみが付き合い初めの頃の各種デートシーン、特に歩道橋の上で缶ビール飲んでるとこはめちゃくちゃ自然だったので私の思い違いorすれ違いの演技のやりすぎかなと思ったけど、やはりラストの転がる波間シーンで冒頭の評価に戻った。
説明セリフで説明するんじゃなく演技で喋らせなよ。特に「人は自分のことがよくわかってない」周りの話とか。セリフとして不自然に浮いている。
森七菜は素朴に(?)演技うまかったと思う。
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佐藤健にしろ竹野内豊にしろ、『ドライブマイカー』ばりのおじさんのナヨナヨした自意識みたいなのを延々開陳展開されてもね。
あと、竹野内豊と森七菜の親子のあの感じは………監護者性交罪まである感じのやつだった?(断定はできず、というか、そこまでではなくて単に異常に執着してるだけが無難な解釈か)
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一言で言えば恋を終わらせない秘訣はコミュニケーションをきちんととることです。
それだけのこと。
そのプロットになぜ難病と死、さらに森七菜に会いに行く長澤まさみという筋を組み込む必要があるのか全くわからない。普通佐藤健が森七菜に会いに行く筋になるのでは。
ラスト、長澤まさみが泣くとこは劇伴も動員して「ここ泣くとこですよ〜」ってやっており実際泣けるがそれは感覚刺激みたいなものでロジックはない。
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まぁ、岡田麿里のトンネル列車に鍛えられた我々の想像力をもってすれば、海岸線の波間のメタファーはわかりますよ。
森七菜がアイスランドで倒れたのも、最後佐藤健と長澤まさみが抱き合って転ぶのも海岸で、気持ち(恋心)の揺れないしたかぶりのメタファーなのでしょう。
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『凪のあすから』で不穏転調シーンで流れる木琴ベースのBGM(Soshite aide)に似たBGMが何箇所かで流れており良かった。
あと、今のペンタックスの「(現像の)やり方覚えてる?」の小芝居は良かった。
PVで使われている森七菜のサークル勧誘時、野外ハントでの雨宿り時、佐藤健と旅行行くの蹴って電車降りたあと歩きながら泣いてるシーンはもちろん良く、あと特筆すべきは竹野内豊シーン直後のサークルルームで泣く森七菜は白眉。
あと、『四月になれば彼女は』の森七菜と、次の『恋わずらいのエリー』の原菜乃華は新海誠の『天気の子』『すずめの戸締まり』のヒロイン。