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四月になれば彼女はのmemのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.7
MV的ではあるのだけれど、ストーリーという皮の内側にのぞく血や細胞に、人と人とのどうにもならなさにどう向き合うのかへの足掻きが感じられて、とても人間的だった。
愛することは流動的で、自覚するとぎこちない。日々の些細な感情の受け渡しに少しずつ知らぬ間に載せられていくものだと思う。確かに自覚したら終わっていくような気がしてしまうから、難しいけど。だからこそ知ろうとすることを怠らないことが大事で、それが変わっていくことに寄り添う、共に在るということなのだと思う。


メモ
・等しく愛を重ねることを共有した2人が、変わっていくことに寄り添える。
・愛することを続けるために、どう向き合っていくのか。
・知ることを怠らないこと。
・懐かしいという感情はたまに思い出すことに対して感じるもの
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