セナ

四月になれば彼女はのセナのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
4.7

すごかった。まじで。



米津玄師さんのLemon、あいみょんのマリーゴールドなどのミュージックビデオの監督をしている山田智和さんの初の長編映画。
こんなすごい監督さんなだけあって、ずーーっと絵が綺麗すぎました。
フィルムカメラ買わなかったことを大後悔中。


みなさんの評価はまちまちだったので、結構構えて見に行ったのですが、号泣しました。


まず、弥生ちゃんの気持ちがわかりすぎました。
自分の生活に違和感を感じると逃げたくなっちゃう。
けれどこれって結局その瞬間から逃げてるだけでなんの解決にもならないんですよねぇ。自分が1番知ってます。ほんとに悲しくなりました。
つれぇよ😔


でも最終的に2人に光が差し込んだ終わり方をしていてとてもよかったです。



そして、人と二人三脚で生活する難しさがとてもよくわかりました。

人の気持ちを理解するのが苦手な私からしたらなんだか、若干身に覚えがあって、いつかこうならないように!って注意喚起の映画にも見えてきました。末期。

パイプオルガンを弾けてることに違和感を持たないシーンだとか、ワイングラスのシーンだとか、前に言っていたセリフを覚えていなかったりだとか。

大切な人と接していく1人の人間として大切な事だと思った。


前半は、はるちゃんとの恋愛がキラキラしすぎて泣きました。大学生になることを選ばなかった私だけど、初めて大学生に憧れました。草



気持ちを読み取るのが苦手な私だけど、相手のことをもっとわかろうと自分のできる限り努力すると誓いました。


こりゃ見れば見るほど良い映画だ。みなきゃ⭐️
セナ

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