しょうや

四月になれば彼女はのしょうやのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
2.9
安易だけど黒沢清『旅のおわり世界のはじまり』みたいな映画と位置付けて良いですか。
予想よりかなり楽しめた。観念的な悩み、自意識や生きづらさ云々といったテーマの中に時折さしこまれる海の鳥瞰ショットにぎょっとする。長澤まさみの役の人物像に納得いかない成人男性は多そうだなと、なんとなく思う。
長澤まさみはどの映画に出てても長澤まさみだけど、本作の森七菜は格別だと思った。学生時代のあのふさふさの髪に、黒く丸い眼。あとやっぱり仲野太賀はいいよね。
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