つー

四月になれば彼女はのつーのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.7
感想が難しい、、、。伝えたいメッセージも理解できるしストーリーの構想や着眼点は面白いと感じつつ、その世界観に私自身がハマりきれなかった、、、。

過去と現在を行ったり来たりしながら、年齢を重ねて変化した恋愛へのスタンス、それでも変えるべきではないところ、不変な愛情をしっかり描いていたように思う。ただ登場人物になかなか感情移入ができなかったのが残念。全部気持ちは理解できるんだけど、、、というところから突出できなかった。

それでも、所々腑に落ちるシーンや印象的なセリフがあり、この作品のキーになっている「愛を終わらせない方法」の答えはなるほど、と思った。相手を思いやること、歩み寄ること、対話することを忘れてはいけないなと感じた。

そして、世界各国の自然や建物がとても綺麗で美しく、ウユニ塩湖からこの映画が始まるのがとても印象的だった。美しく、かつ自然の壮大さも感じ、これだけでも映画館の大画面で見れてよかったなと思う。
つー

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