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四月になれば彼女はのぷちーののレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
4.5
「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」のフレーズにとても惹かれたのと、久しぶりの恋愛邦画でドストライクな予感がして前売り購入からの映画館で鑑賞。

余白があって最後は自分なりに愛とはなにかを考えさせられる作品であり、私にはそれは難しいところもあったけど、トータル好きな作品。
長澤まさみさん演じるヒロインの心情もむちゃくちゃ女心的には共感できて、ちょっと自分に重ねてしまったよ。
同棲するときに買った思い出のワイングラスも1人で片付けないで、捨てないで。誕生日おめでとうはわかるけど、今日もまた別々に寝るんだ。排水溝つまってるの、気づいた時に普通できるけどする元気なかったんだよ。式場見学行った時に、最近ピアノ弾いてるってヒロインが行った時、なんでつっこんでくれないの、一緒に暮らしてるのになにも知らないんだね、てせつなくなる。

後半の佐藤健さんの「だから今追いかけてる」の発言からボロボロ泣いてしまったよ。
映画のポスターもそういう意味だったのかとわかったら鑑賞後はより素敵に思えた。

この愛とか幸せを手に入れてしまったら、いつか失ってしまうんじゃないかと怖くなる。だけどどうしても、人は人を愛してしまうんだよなぁ。
ただ愛することを、愛し続けることを、怠ってはいけないんだな。
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