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四月になれば彼女はのちゃのネタバレレビュー・内容・結末

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

愛を終わらせない方法は
手に入れないこと

この言葉に共感できる人は、
手に入らず終わった愛の経験がある人
だと鑑賞中は思っていた。

しかし、家に帰り、この感想を書いている中、気づいた。
「手に入れないこと」というのは、
愛する人とたくさんの時間を共に過ごしていても、全てを知っているかのようになってはいけないということ、
その人の知らないことはまだまだあって、知ろうとする気持ちを怠らないこと、
こういうことを言っているんだと。

弥生が春に会いに行ったのは、
藤代俊が春への愛を終わらせるため、
自分の目で確かめに行ったのだと。
だから、弥生はここに来た理由を春に伝え「なんとなく分かってた」と言われたとき、泣きながらごめん、ごめんねと伝えたんだなと思った。

弥生は藤代俊に救われ、本当に愛していたんだなと。
春のことがどこか頭の中にずっとあった藤代俊だけど、弥生の行動に胸を打たれたんだなと。

個人的感想は以上です。

ちなみに
結婚って、紙切れ一枚の違いしかないと言われるものの、やっぱり大きな愛と覚悟を感じる事柄だよね。
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